フィードバック型のインターンシップには参加したい

就活ノウハウ

インターンシップにはいろいろな形態があると思いますが、フィードバック型のインターンシップは是非参加してみたいものになります。

フィードバック型というのはそこでの業務であったり、グループワークでの内容について自分の状態について会社側からフィードバックをしてもらえるというものです。

どのような内容を評価されたのか、どのような点がダメだったかというのが返ってくるので就職活動の本番のときまでにそのことを活かすことができるようになります。

単純に働くだけでも社会の仕組みが見えるので役に立つのですがフィードバック型であれば自分自身を把握する、見直すにも非常に役に立つものになります。

フィードバック型インターンシップは企業の宣伝の役割を果たす

フィードバック型インターンシップを採用している企業の場合、企業が優秀な学生を採用したり、戦力として迎えたいというよりは企業の宣伝的な役割を目的としていると考えられます。

わざわざ学生を評価する機会を与えて、丁寧に教えてくれて就職活動に活かすということはその会社でないところに就職するにも有利な状態にしてくれるということです。

即採用をしたいというよりは、業界のこと・会社のことをもっと知ってもらいたい、学生側に親切にすることによって口コミ等による評価の向上、知名度上昇を狙いたいということになりますね。

インターンシップということで書きましたが、説明会でも同じようなものがあります。選考に関係せずにフィードバックしてくれたり、そうでないとしても学生が自分自身の気づきを得られるようなプログラムを用意してくれるケースです。

学生の間でもそういう場は良かったと話題になることが多いですし、直接興味がない会社であったとしてもそういうところは一度は受けてみたいものです。

学生だけの視点では気づかないことはある

学生の視点というのと採用側の視点、また実際にインターンシップを受けての視点というのは全然違うものです。

自分は〇〇が得意な人間です、というようなことを自己PR用に用意したりしますが本当にそうかなんてことはわからなく、あくまでそれは就活に勝つための自己PRとして学生側が勝手に用意した特徴とエピソードに過ぎません。

自分自身はそう思っていても他の人から見た場合そのように思わないこともあるわけです。「人が好きですぐに仲良くなりますのが得意です」等といっても他の人から見て本当にそう?と思えるようなことはあるわけです。就活用と現実は異なります。

採用側から見ても面接の場だけでは判断できないことはたくさんあるでしょう。学生と面接をして、話を聞いてその話とエピソードを元に判断しているだけで、実際にそのことがあった場を見ているわけではありません。

見ていないのでやろうと思えばいくらでも話を盛れてしまいますし、実際にみんなある程度は話を盛って話すなんてことは当たり前です。それは決して悪いことではありませんし、自分を売り込む営業としての一能力として必要なものでしょう。

これがインターンシップとなると話は変わります。
自分で作った自己PR等ではなく、その場で業務を体験したり、あるいはグループディスカッションで話し合ったりということで、実際に企業が見ている前でどのような行動をとっていたかということが評価されることになります。

その行動には嘘はありませんし、採用のときにどのような点が評価されるのか、また入社したとしてもどういう点を見てくれるのかということがわかります。

就活としての話を盛っていたとしても、ここでは実際の動きへのフィードバックがされるので、本当の自分がわかるということです。長所・短所として挙げていたものがあっても、実際にはそれほどではないとか、別の良さが見つかるとか、新たな課題が見つかる等もあるかもしれません。

自己PRすべきところが本当に正しいのか。このフィードバックを受けることによって今後の対策を練り直すことができるのです。

何事も経験しないと見えてこないものがある

フィードバック型といっても、あまりこの業界は興味がないなということもあるでしょう。興味のあるところに参加するのが一番ですが、上手い具合に良いところが見つからないという場合でも、どこかに参加してみることをおすすめします。

どんなことであってもやってみないと見えてこないものがあります。
その業界に興味がないとは言っても、一度も働いたことがないのに、本当に適性がないのかどうかなんてわかりません。

ほとんどの人が学生のときに知りもしなかった仕事をやっています。業界、業種は知っていたとしても具体的に中に入ってどのような仕事をしているかなんて知っている人はまずいないはずです。

入社してはじめてこんな仕事が世の中に会ったんだと知ることが多いものです。
インターンシップというのもそういう意味で新しいことを知る貴重な経験になります。

就職は一度してしまうと辞めるのが大変で、経歴としても残ってしまいますがインターンシップであればいくらでもやりなおしがききます。
あまり興味がないと思ってもやってみなければわからないということで、積極的に飛び込んでみるというのはいかがでしょうか。

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